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やったつもりの感染症対策、手指消毒ちゃんとできていますか?
手指消毒ちゃんとできてますか?
アルコールの手指消毒液
適正量を手に取らないと消毒効果は期待できません
僅かな量をチョンチョンと手に取る光景を見かけますが
効果は不十分です
手指消毒は看護師さんがワンオペレーションごとに
手洗いが推奨されているが頻繁に手洗いができない
それを補完するために手指消毒が推奨されています
目いっぱいポンプを押すと手からこぼれそうなくらいの量が出ますが
約3ml出ます
3mlという量も手の指紋やしわ、爪先や指の股、手首など
手洗いの様に擦り込みをした際に30秒~1分程度の時間がかかります
その際に殺菌消毒効果が見込めるアルコール濃度を維持するために必要な量です
お使いの殺菌、消毒、除菌剤の種類によっては
紫外線や有機物で成分変化を起こし
殺菌、消毒、除菌効果を失う性質のものもあります
殺菌、消毒、除菌性の喪失による肌などへの安全性は確保されますが
菌やウイルスを殺菌、消毒、除菌、不活化しきれていないこともあります
ドイツウイルス疾病管理協会(DVV)やロベルト・コッホ研究所(RKI)のガイドラインでは
実生活での使用状況を加味しタンパク質を負荷した試験による検証を推奨しています
手指には汗や手あか、眼に見えない汚れ
更に手自体が有機物そのものです
手指の隅々まで有効性を保った消毒液を
丁寧に擦り込むことが重要です